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去年よりも、もっと心もカラダも健康に!おすすめ養生 3選

去年よりも、もっと心もカラダも健康に!おすすめ養生 3選

読者の皆さま、こんにちは😊
漢方薬剤師・国際中医師の井出早織(いでさおり)です。

新年を迎えてから、あっという間に半月が経ちましたね!
私は先日、新しいスケジュール帳に2025年の目標と、それを達成するための具体的な行動を書き出しました✨達成した自分の姿をイメージするとワクワクしますよね!皆さまは、今年の目標をもう立てられましたか?😌

さて、そんな中で私が毎年の目標にしているのが、『去年よりも、もっと心も身体も健康になる』ということです。
ありがたいことに、「薬剤師さんは風邪を引かなさそう!」「いつも元気そう!」なんて言っていただくことがよくありますが、もちろん私も人間ですので、そんなことはありません(笑)
頑張りすぎたり、夜更かししすぎたり、ストレスを溜めすぎたりしていると体調を崩すこともあります。
ですが、そうなる前に生活で心がけていることがたくさんあります!特に漢方薬剤師として活動するようになってからは、日頃から「養生(ようじょう)」を心がけているので、不調を感じることはかなり減りました☺️
養生とは、生命を養い不調を予防するために、体調や体質に合った生活習慣や食を取り入れること。今日は、私が日常で心がけている養生を3つご紹介します🌿

質の良い睡眠を心がける

質の良い睡眠をとることは、生命エネルギーの「気」や栄養・潤いを全身に運ぶ「血(けつ)」を作る大切なポイントです🌛
気が不足すると、疲れやカゼを引きやすい、気力が湧かない、消化不良、食欲不振などの不調を引き起こしますし、血が不足すると、疲れ目、ドライアイ、抜け毛や白髪、爪が割れやすい、物忘れや不安感などの不調を引き起こします。

私が質の良い睡眠をとるために、具体的に行なっていることがいくつかあるので、ご紹介しますね✨

✅ 朝に日光を浴びる
✅ 夜は照明を落とす
✅ 朝にトリプトファンが含まれる発酵食品や豆類をとる
✅ 日中に頭を働かせ、夜はゆったりと過ごす
✅ 寝る3時間前までに食事を済ませる
✅ 湯船に入って1日の緊張を緩ませる
✅ 布団に入ったらスマホを触らない

全部を一度に始める必要はありませんが、さっそく取り入れられそうなことから始めてみてください☺️

心の違和感を放置しない

漢方には「心身一如(しんしんいちじょ)」という言葉があります。これは、心とカラダは切っても切り離せないという意味で、私もとっても好きな言葉です✨

現代は「ストレス社会」と言われていますが、この真実は、ストレスが多い社会になったのではなく、ネットなどの発展で便利な世の中になった反面、忙しい人が食・睡眠・運動・休養などがおろそかになり、ストレスに耐えられない身体を持つ人が増えた結果なのだと私は考えます。

心の違和感は必ず、体調や体質に影響します。イライラがあれば、自律神経系や解毒機能に負担がかかりますし、クヨクヨがあれば、消化吸収力に負担がかかります。
心の違和感があれば、我慢したり無視しようとせずに、「無理しすぎていないかな?」「頑張りすぎていない?」と自分に問いかけて、心とカラダに寄り添ってあげてください☺️

その時の体調にあった食を摂り入れる

最後に、私が特に大切にしているのが「食」です🍴漢方には、「医食同源(いしょくどうげん)」という言葉があり、これは日頃の食生活に気をつけることは、病気を予防し健康を維持することと同じくらい大切だという意味があります。例えば、

  • デスクワークで目が疲れた時には、「食べる目薬」と言われているクコの実や菊花のお茶を飲む
  • 身体がむくんで重だるい時には、水巡りをよくする大豆や黒豆、小豆などの豆類を食事で摂るなど

これらは、私が普段からよく取り入れている食養生です✨ただ、なかなかご自身でどの体調にどの食材を摂ったら良いか、全てを把握するのは大変ですよね😅
そこで、YUTORYでは、4種類の和漢コーディアルシロップをご用意しています😌テーマごとに和漢を配合したコーディアルシロップは、その時々の体調に合わせてお選びいただけます!

ぜひ日常の養生にプラスして、和漢の力を活用してみてください☺️
今年も1年、心もカラダも健やかに過ごしていきましょう✨

プロフィール写真

漢方薬剤師・国際中医師
井出早織

心と身体に寄り添い、薬と上手に付き合いながら自然治癒力を高める漢方や養生法を提案している。漢方薬剤師歴6年、先祖3代にわたる薬剤師家系のもとで培った知識と国際中医師資格を活かし、4000人以上のカウンセリング実績を持つ。最短4ヶ月で漢方セルフケア習慣が身につくサポートを提供中。